2020.12.09
白鹿記念酒造博物館 酒資料室「お酒の容器クロニクル(年代記)」
辰馬本家酒造株式会社
酒蔵でつくられた清酒を消費者のもとへ届けるために、江戸時代から現代まで容器にも様々な工夫がされてきました。
江戸時代には、杉材を利用した樽が清酒を運ぶ役割を担いました。明治に入っても樽の時代はしばらく続きましたが、次第に瓶詰め清酒に変わります。戦後には、ワンカップの様な画期的な瓶形の開発や、アルミ缶・紙容器・ペットボトルのように新たな素材の活用も行われました。昭和後期頃からは、環境問題の意識も容器に大きな影響を与えています。
本展示では、時代の流れとともに移り変わる、お酒の容器の歴史をご紹介いたします。
会期 :2020年12月9日(水)~2021年1月17日(日)
2021年1月30日(土)~3月7日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料 :一般500円、中・小生250円
休館日 :火曜日
※12月29日(火)~2021年1月3日(日)は年末年始休館
※2月23日(火・祝)開館、24日(水)休館
― 同時開催展示 ―
●堀内ゑびすコレクション展「withゑびす‐くらしの中の福の神‐」
会期:2020年12月9日(水)~2021年1月17日(日)
生活に使う様々なものの中に取り入れられた、えびす神を代表とする福の神の姿をご紹介いたします。
●節句の人形
会期:2021年1月30日(土)~3月7日(日)
西宮の酒造家である辰馬家で祝い飾られてきた雛人形と端午の飾りに合わせ、季節の日本画も展示いたします。
●笹部さくら資料室「櫻男交友録」
会期:2020年12月9日(水)~2021年1月17日(日)
2021年1月30日(土)~3月7日(日)
笹部新太郎氏とその多岐にわたる交友関係について、書簡や贈答品、写真資料からご紹介します。
◎お問い合わせ先
公益財団法人 白鹿記念酒造博物館
〒662-0926 兵庫県西宮市鞍掛町8‐21
TEL: 0798-33-0008